だから彼女は木曜の午後に電話をとった

人生において、「兄ちゃん」の立ち位置って、どうなんだろう。無関心って思うだろうか。「サイクロン」は、君にとっては何なんだろう。

目を閉じて吠える君と濡れたTシャツ

久々に、明日香と麻衣子とツアーに行きました。
明日香と麻衣子は、私が通っていた学生時代の仲間で、一緒に頑張った仲です。
しかも、力を入れていたのが旅行業と、英語だったので、旅が趣味だという生徒たちでいっぱいでした。
とくに、明日香と麻衣子を含む仲のいい6人で色んな土地へ宿泊した思い出は懐かしい。
私は今までそれ程友達が多い方でもないし、それでそれで良いと満足しています。
という事で、素直に嬉しい言葉だけど、隣で麻衣子が満足そうな感じだったのもポイントでした。

泣きながら話す先生と暑い日差し
泊まりに行きたくて仕方がなかった地、それは真鶴。
この場所を知ったのは真鶴という題名の川上弘美の本。
いろんな解釈があり、私の未完成な頭では、現在でも深い理解はできていないと思う。
でも、表される真鶴岬の雰囲気が大好きで、まだ見ぬ真鶴に憧れを抱いていた。
静岡県熱海市と、神奈川県小田原市の県境に位置する所がここ。
その突端が真鶴岬。
岬の先、海から頭を出しているのは、三ツ石という大きな岩が3つ。
真ん中の石の上には鳥居があって、干潮になると歩いて向かえる。
願いが叶って、現実のこの景色を見ることができた。
私の一眼レフの中身はこの景色がいっぱい。
旅館のおばさんにまた来たいと話すと喜んでくれた。

よく晴れた祝日の早朝に足を伸ばして

お盆が近づいて、「とうろう」などの催しが付近で遂行されている。
近郊の観光施設では、竹やすだれで作ったとうろうが並べられていた。
近所の観光施設では、暗くなってからは電気の明かりはついてなくて、灯篭の中のろうそくの明かりだけなのは、ものすごく心地よかった。
竹やすだれの中で明かりがついていて、温和な灯りになっていた。
繊細な明かりがあたりの樹々を照らしていてめちゃめちゃ美しかった。

熱中して熱弁するあいつとあられ雲
ここ数年、小説をぜんぜん読まなくなった。
大学の時は、毎日読んでいたけれど、ここのところ、仕事があるし、小説を読む時間をつくりにくい。
時間があったとしても、ゆっくりと小説をじっくり読むという気持ちになかなかなりにくいので、見ていたとしてもおもしろく感じにくい。
だけれど、ものすごくはまってしまう小説に久しぶりに出会いたい。
村上春樹さんや村上龍さんの小説がすごく好きなので、二人が賞をとった群像文学新人賞が自分の好みに近いものがあるかと思って読んでみることが多いが、二人のようにがつんとくるものはなかなかない。
しかし、次世代の輝いている新人がいないかと気になるからまた読んでみたい。
しかし、純文学だからと無理やり分かりにくい言葉を使っているけれど中身が伝わりにくいものも多いから残念だ。

風の無い水曜の深夜は料理を

「富士には月見草がよく似合う」との有名な名言を記したのは文豪の太宰治だ。
太宰はバスに乗って、御坂峠を越えて、今の甲府市へ向かうところだった。
バスで偶然一緒に乗った老女が「あら、月見草」とつぶやく。
その一声で、振り向いた彼の目に見えたのが月見草、そして富士の大きな裾野だった。
富岳百景のこの部分は、名峰富士を美しさを表すとき欠かしてはいけない。
たくさんの文芸作品にも引っ張りだこの、3776mの名山だ。
どの方面から見てもおんなじように綺麗な形をしているために、八面玲瓏という表し方がぴったりだと口にされる。
間違いないと思う。
私が特に好きなのは、中央高速道路から見る富士山だ。

雲が多い金曜の朝に足を伸ばして
北方版水滸伝の人間くさく凛々しい登場キャラクターが、原作の水滸伝の108人になぞらえて、目立った作中人物が108人でてくるが、敵方、政府側の人物も人間くさいのがいて、血が通っていると思える。
キャラクターに実際の人の様な弱さがうかんでくるのも加えて、われを忘れるほどはまっていた理由だ。
弱いなりに自分の目標とか未来の為に可能な限り一生懸命なのが読みとおしていておもしろい。
精読していておもしろい。
それでも、ひきつけられるキャラクターが不幸な目にあったり、希望がなくなっていく様子も心にひびくものがあるから夢中になる小説だ。

泣きながら泳ぐ君と夕立

だいたいは、できるだけ無地のファッションが好きな私は、かなり驚かれるけれど。
タイツや定期入れや時計まで勢ぞろいで、統一して固めたいと思えば節約生活になりそうだ。
それでも、ジルは夢中になってしまう何かがある。

ぽかぽかした大安の明け方は想い出に浸る
ある雨の日、少年はママからおつかいを頼まれて、白菜と葱とぶた肉を買いに行くところだった。
少年は思った。
晩御飯はおなべだ!やったぁ!…と。
しかし、彼への試練はその後すぐ起きたのである。
なんと、ズボンのポケットにしまっておいたおつかい用の2千円が、無いのである!
少年はお店の支払い所に並ぼうとする時、念のためポケットの中をまさぐって確かめてみたのだ。
そして、その時お金が何処にもないという事実に気づいたのだ。
怒られるのを覚悟して、少年はしかたなく手ぶらで家に帰ることにした。
これからは、お金はクツの中かくつ下にしまっておこう。
少年は涙をこらえつつ、そう決意した。

熱中して踊る父さんと飛行機雲

何年か前、短大の卒業旅行で、友人と3人で博多港から釜山に旅に行った。
行ったことのない海外旅行で、ロッテホテルに2泊3日の滞在だった。
メインを散々観光して、ワクワクしてたけれど、しだいに道に迷った。
日本語はもちろん理解されないし、英語も全く通じなかった。
困っていると、韓国のサラリーマンがレベルの高い日本語で戻る方法を伝えてくれた。
学生時代に日本に来て日本語の習得をしたとのこと。
おかげさまで、また、良いツアーを続けることができた。
最終日、電車で道を説明してくれたその人に縁があって出くわした。
「来てくれてありがとう」と言ってくれたので、3人とも韓国が大好きになった。
いつも有給は韓国への旅が実現される。

涼しい金曜の午前は目を閉じて
驚かれるが、私の部屋は、クーラーも暖房器具も設置されていない。
だから、扇風機とよく冷えた水筒を持って勉強をする。
昨日、扇風機を移動させようと考え、弱にしたまま抱えてしまった。
そしたら、扇風機の回転が止まったので「あれ?」と不審に感じ、じっくり見た。
驚いたことに、動きを止めているのは、正に自分の指だった。
ゆっくり抜くと、また元気に回転しだして、指からは血が出てきた。
痛いと感じることもなかったが、しっかりしようと考えた。

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